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レーシック用語集 た〜ら行

適応検査
レーシックなどの前に、手術が受けられるかどうか、検査します。医院で、国家資格を持った視能訓練士という専門家が行います。視力検査・乱視検査・角膜の厚さを測る検査・角膜のカーブの度合いを測る検査・眼底検査・水晶体や網膜の検査・ドクターによる診断、など十種類以上の検査を受けます。

 

テクノラス社
エキシマレーザーの製造会社。

 

点眼麻酔
目薬の麻酔。レーシックの手術では、目薬タイプの麻酔しか使いませんので、痛みを感じることは一切ありません。

 

点眼薬
目薬のこと。

 

瞳孔
瞳の中心にある、黒い部分。周りを囲む、虹彩が伸び縮みすることで、瞳孔の大きさが変わり、眼に入る光の量を加減します。

 

ドライアイ
様々な原因によって涙の量が少なくなったり、本来もっている涙の働きが悪くなったりすることによって、眼の乾きや、異物感を感じる症状です。その結果、目の表面に傷ができてしまうこともあります。ドライアイが続くと、目が痛くなったり、疲れたり、まばたきがふえたり、白目が充血したりすることになります。

 

 

ニデックス社
エキシマレーザーの製造会社 。

 

ノーブレードレーシック
最初から最後まで刃物を使わない、イントラレーシックのこと。

 

 

ハロ
レーシックの手術後、視界に現れる症状です。手術後、夜間に見えにくさを感じたり、光の周りがぼやけて見えたりすることがあります。3〜6ヶ月経過すると、支障のないレベルに落ち着きます

 

ヒンジ
フラップの端を切り落とさずに残した部分=蝶番

 

ビジックス社
エキシマレーザーの製造会社 。

 

ピーアールケー
エキシマレーザーによる視力回復手術の一つで、レーシックより前から行われてきました。フラップを作成せず、直接角膜にレーザーを当てて、角膜のカーブの形を変えて視力を矯正します。フラップがズレる不安がありません。

 

フェイキックIOL
角膜と虹彩のあいだに、人工のレンズを挿入して、近視や遠視を矯正する手術です。「永久コンタクトレンズ」としても紹介されています。角膜の形を変えるレーシックなどとは異なるので、角膜が薄い方や、最強度近視の方にも受けられます。

 

不正乱視
角膜の表面の凸凹が原因で起こる乱視のことです。不正乱視の場合には、乱視矯正で一般に使用される円柱レンズでは矯正することが出来ないため、コンタクトレンズで矯正しますが、完全に矯正出来ない場合もあります。

 

フライングスポット方式
エキシマレーザーの照射方法の一つ。細いレーザーで、少しずつ角膜を削っていきます。精密な作業に適している一方、制御する装置の精度によって、結果が左右されやすい特徴があります。

 

フラップ
レーシックなどの手術で、角膜のうち、表面の層(=上皮)を薄く円形のシート状に切開して、フタのようにしてめくりあげます。このフタをフラップといいます。フラップをめくって角膜内部にレーザーをあてて手術を行いますが、手術の最後にフラップを戻します。きちんと元に戻せるよう、フラップを作るときは、一部を切らずに残しておきます。手術後、切り離したフラップを固着させるため、数週間、眼を安静に保つ必要があります。
プレビューレンズ
視力矯正手術後の見え方を、術前に確認するためのレンズ。ウェーブフロントレーシックで用いられます。手術前の検査で、眼のピントのズレをウェーブスキャンで検出・解析します。この結果をもとに決定した照射パターンで、実際に使用するレーザー装置を使って、プレビューレンズをつくります。患者は手術前にこのレンズをつけて、術後の視界を体験することができます。また、手術を行う医師も照射プログラムに問題がない事を確認してから手術に臨むことができます。希望者のみに対応していることが多いので、各医院にご相談ください。

 

閉瞼
まぶたを閉じること。

 

ベイズ
エピレーシック施術後、まれに起こる角膜のにごり。

 

保護用コンタクト
エピレーシックや、ラセックなど、通常のレーシックより、薄いフラップをつくる手術を受けたあとは、数日間、フラップがズレないよう、医療用の保護コンタクトレンズを装用します。

 

ボシュロム社
コンタクトレンズでおなじみ。エキシマレーザーの製造会社。

 

ポリメチルメタクリレート
フェイキックや角膜内リング手術に用いるシリコンの一種。

 

 

マーキング
レーシックの手術で、角膜上皮を切ってめくり、フラップという蓋をつくりますが、後で元の場所に戻すときにズレないよう、目印をつけます。角膜を切る前に、通常2箇所、円状の印をつけます。その作業をマーキングといいます。

 

モーリア社
マイクロケラトームの製造会社 。

 

 

ラセック
視力矯正手術の一つ。アルコールで角膜表面をやわらかくして、上皮を持ち上げ、非常に薄いフラップをつくります。その後、レーシック同様、角膜実質層にエキシマレーザーを当てて、角膜の形を変えます。角膜が薄いなどの理由で、通常のレーシックが受けられない人にも対応できます。

 

乱視
均一なはずの線がムラに見えたり、一つのものが二重に見えたり、極端に眼が疲れやすい、などの症状です。水晶体が原因の場合もありますが、多くは角膜表面のカーブが均一でないことが原因です。年齢が若く軽度の乱視の場合には、自覚症状がほとんどありませんが、年齢が進むにつれて症状が現れてくることもあります。視力障害(遠くも、近くも見えにくくなる)、単眼複視(片眼で見ても、二重に見えることがある)、眼精疲労(調節の努力のために眼が疲れるほか、夜間に見えにくくなる、電光掲示板の文字がにじんで見える)などの症状パターンがあります。角膜が原因の場合、ウェーブフロントレーシックで治療できることがあります。

 

リグレッション
近視の戻り、と呼ばれ、レーシックなどの視力矯正手術を受けて視力が回復した後、まれに、突然視力が落ちた状態になる症状です。個人差がありますが、人体は、手術や怪我などで急激に変化を加えられた時、もとに戻そうとする力があり、その力によるのではないかと考えられています。術後、半年〜1年が経過した頃に現れることがあります。視力が完全に安定すると、なくなるといわれていますが、再手術を行う医院もあります。

 

リスク
手術や治療を受けることで、起こり得る、危険性。

 

レーシック
LASIK:エキシマレーザーで角膜の形状を変えることによって、屈折率を変化させ、視力を回復する手術。メガネ、コンタクトに代わる第3の視力矯正法として注目を浴びています。基本的には、マイクロケラトームと呼ばれる機器で角膜上皮を薄く削ってフラップという蓋を作り、内部の角膜実質層にレーザーを当てて角膜の形を変え、最後にフラップを戻します。最近では様々な最新機器が導入され、さまざまな種類のレーシックが行われています。屈折矯正手術そのものは、1869年から試みられてきました。様々な臨床試験を経て、1990年、ギリシャで現在の形に近い、レーシックと呼ばれる手術が始まりました。1995年に、エキシマレーザーが使用されるようになると、レーシックは世界に普及しました。正式名称のLaser in Situ Keratomileusis はギリシャ語の『Keratos=角膜』『Mileusis=修正する』に由来する造語です。

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