レーシックのメリット・デメリット
レーシックのメリット
レーシックのメリットとして、手術時間が短い(約20分)、
手術後すぐに視界が開ける、長期で考えると費用がコンタクレンズよりも安い
などがあります。
そしてレーシックで得られる最大のメリットは、裸眼で生活できるということです。
コンタクトやメガネのわずわらしさがなくなります。
特にコンタクトは、毎日の洗浄・消毒に手間と時間がかかりますし、
長時間つけっぱなしにしたときの感染症のリスクもあります。
また、コンタクトを長期間購入したときの金額は、レーシック手術費よりも
高額になることがあります。
スポーツをする方は、目がよく見えることによって技術が向上したり記録が伸びたり
することもあります。事実、プロゴルファーのタイガーウッズは、レーシック手術を
したことでスコアが伸びています。これ以降、松坂大輔投手などのプロスポーツ選手が
こぞってレーシック手術をしています。
そのほか、メガネが不要になることで顔の印象が明るくなったり、
目を細めることもなくなり目が大きく見えたりするなどの外見上のメリットもあります。
<レーシックのメリット一覧>
・裸眼でクリアに見える
・コンタクトやメガネのストレスからの開放
・手術後すぐに視力が回復する
・手術が簡単(日帰りで約15分〜20分)
・手術中の痛みがほとんどない
・長期的にみてコンタクトより低価格
・顔の印象が明るくなる
・朝起きて視界がクリア
・目が疲れにくくなる
・スポーツを思いっきり楽しめる
レーシックのデメリット
レーシックは、様々なメリットがありますが、歴史が浅い技術のためデメリット(リスク)も
いくつか指摘されています。
大きなデメリットとして挙げられるのが、上述のとおりレーシック手術の歴史の浅さです。
レーシックはまだ10年程度の実績しかないため、今後20年、30年と経ったのちの目の状態が
危惧されています。
そのほか、レーシック手術後に視力が元に戻ったり(再手術で回復可能)、
夜間の光がにじんで見えたり、まぶしく感じられるハロー・グレア現象、
目の充血などの合併症が発生する可能性があります。
<レーシックのデメリット>
・失敗のリスクがゼロではない。
・長期に渡る安全性が検証されていない。
・十分な回復が見込めない場合がある。
・コントラスト感度が低下する。
・ハロ・グレアが高い確率で発生する。
・目が乾きやすくなる。
・眼鏡やコンタクトを使用したときの視力はかえって低下することがある。
・手術した後は元に戻せない。
・航空身体検査基準に不適合となる(パイロットになれない)
・白内障手術の際、眼内レンズの度数ずれをおこすことがある
・金額が高額(20〜100万円)
・医師の技術やレーザーの精度にむらがあり、回復具合が異なる。