レーシックとは?

レーシックとは角膜をレーザーで削ることで、視力を回復する手術のことです。安全性、メリット・デメリット、体験談、失敗例などを掲載。
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レーシックとは?

レーシック(LASIK)は、Laser in Situ Keratomileusisの頭文字を略したものです。
ギリシャ語でKeratosは「角膜」、Mileusisは「修正する」という意味。
つまり、レーシックとはレーザーで角膜を修正することです。

 

手術ではエキシマレーザーで角膜の形状を変えることによって屈折率を変化させ、裸眼視力を回復させます。手術を受けた90%以上の方が視力1.0以上に回復しています。このレーシックは、メガネ・コンタクトレンズに代わる第三の視力矯正方法として注目を浴びている最先端の医療技術です。

 

タイガーウッズをはじめとした多くのスポーツ選手や著名人も体験し、
世界では、毎年150万人もの人が受けています。
時間は約20分程度で痛みはほとんどなく、視力の回復も早いのが特徴です。

 

ただし、角膜の手術のため角膜が薄い方は手術は受けられません。レーシックにより回復するのは、近視、遠視、乱視の症状がある方です。加齢による老眼には有効ではありません。また、日本眼科学会では18歳未満のレーシック手術は禁止されています。

 

レーシックは健康保険の適用外のため手術費用は患者の自費になります。費用はクリニックによってさまざまで、両眼7万円〜50万円とかなりの価格差があります。

 

<レーシックの種類>

・レーシック
・Zレーシック
・アマリスZレーシック
・イントラレーシック(iレーシック)
・エピレーシック
・カメラインレー
・ラセック
・ウェーブフロント
・フェイキック IOL
・PRK
・フレックスPRK
・放射状角膜切開術(PK)

レーシックのリスク

レーシックは安全な技術ですが、医療行為のため少なからずリスクが伴います。
失明の心配はありませんが(これまで失明の報告例は0件)レーシックの合併症や問題について知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

 

●レーシックの合併症

 

ハロー・グレア現象
明るい光の周りにぼんやりとモヤがかかっているように見えたり(ハロー現象)、
明るい光がまぶしく見えたり(グレア現象)する症状。通常は約3ヵ月で治りますが、
強度近視の場合はこの症状が残る可能性があります。

 

 

ドライアイ
術後3ヵ月程度はドライアイの症状がでることがあります。角膜の感度が鈍り瞬きが減少するため、目薬や涙点プラグを挿入することで症状を緩和することができます。

 

 

その他の症状
滅多に起こることはありませんが、ごく稀に感染症を起こし眼球が白濁することがあります。
早期に治療をすれば治すことができますが、治療が遅れると角膜移植をしなければならないという大事に至ります。定期的に通院する事が大切です。

レーシックの手術について

レーシックの手術時間は約20分ととても短いですが、レーシックを受ける前にはカウンセリングや入念な事前検査を行います。術後数時間は休息をとる必要があります。

 

実際、レーザーを当てる時間は数十秒です。レーシックを受けたその日に帰ることができ、帰宅後のケアも点眼剤をさすだけです。成功すれば、レーシック手術直後から視力が回復し始め、翌日には目標の視力まで回復する場合もあります。

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